『お好み燒 味幸』をクリツクするとホオムペエジの表紙に戻ります。
挿繪(カツト)や寫眞(フオト)もクリツクすると廓大(かくだい)出來ます。
この作品を讀む時に、この音樂を聞きながら鑑賞して下さい。
これは自作(オリジナル)の
『Motion1(Another version)』
といふ曲で、YAMAHAの「QY100」で作りました。
映像は和歌山懸にある、
『熊野』
へ出かけた時のものです。
雰圍氣を味はつて戴ければ幸ひですが、
ない方が良いといふ讀者は聞かなくても構ひません。
ご自由にどうぞ。
八月四日
心には失はざりし花火かな 不忍
こころには うしなはざりし はなびかな
C♪♪♪♪†ζ┃♪♪♪♪♪♪†┃♪♪♪♪†ζ┃
平成三十(2018)年八月四日(土)に淀川の花火大會が催され、それを店のテレヴで放映されるのを見た。
調べると今年で三十囘目だとの事だが、「十三どんとこい祭」の手作りの花火大會として、當初は「平成淀川花火大會」が誕生したが、十八囘目からは名稱が「なにわ淀川花火大會」へと改められたとある。
地元の人々の手作りの花火大會として、十三の風物詩として廣く知られてゐる。
芥川龍之介(1892-1927)に『舞蹈會』といふ短篇がある。
内容は十七歳の少女の明子が、鹿鳴館での舞蹈會で佛蘭西海軍將校と心を通はせるものの、彼の眼にはこの舞蹈會の華やかな中にも見受けられる空虚さを感じつつ、最後に秋の夜に打上げられる花火を見ながら生の儚さを描いた作品である。
年老いた明子の囘想として語られる短篇で、本人が死を迎へるまでは、かういふ思ひ出は消える事はないのではなからうか。
平成三十(2018)年八月五日(日)店にて記す
追記
かう言つた動畫や寫眞の畫像に短歌や發句を添へるのは、俳畫などとは違つて現實的(リアル)過ぎて、却つて想像力の妨げになるのではないかと危惧したりするのだけれども、飽くまでも創作者の思ひとしては許されるのではないかと、甘えながら發表させてもらつてゐる。
註)「γは八分休符・†は四分音符・ζは四分休符 」の代用。
『今日の一句』の「芳春」はここで纏めてゐます。
近江不忍の「今日の一句」による 作品 二〇一六(2016)年 炎夏
http://www.miyukix.biz/?page_id=6498
近江不忍の「今日の一句」による作品 二〇一六(2016)年 芳春
http://www.miyukix.biz/?page_id=5663
參考資料
「精選版 日本国語大辞典(小学館)・広辞苑(岩波書店)」
角川大俳句歳時記
「ウキペデイア・EX-wordから引用」
∫
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